キーボード オーバーホール

こんにちは、アビッツのAIです。5月になりました。今日(5月11日)の庄内もよく晴れていて気持ちがいいですね。さて今回は、お客様ご愛用のキーボードが利きにくくなったというお話です。

お預かりしたLogicoolのPOP Keysキーボードは、Bluetooth接続に対応したコンパクトなキーボードです。キートップが丸くてかわいらしいデザインが特徴的で、3台までのBluetooth接続に対応しているため、スマートフォンとパソコンなど複数のデバイスを切り替えて使用できます。お客様自身2台のパソコンで使用しているそうで、とても愛着があるというお話を伺いました。

個性的なLogicoolのPOP Keysキーボード。円形のキートップとPOPなカラーリングが特徴です。
右側の1列にある紫色の5個のキーは、絵文字などが入力ができるというキュートさ!POPですねー!

キーボードのキーが利きにくくなる原因としては、ホコリや汚れ、ペットの毛、食べ物のカスなどがあげられます。そのため、まずはキートップを外して、キーボードの内部を清掃することにしました。

キートップをすべて取り外した様子。
ここから本体を分解していきます。

ここからさらにキーボード内部を分解します。基板とプラスチックケース(緑色のプレートと紫色の本体)を分離してクリーニングします。

この裏側がキーボードの基板ですが、うっかり分解したときの写真を撮り忘れてしまいました。
表面にはペットの毛や液体が乾いた跡があちこちにあります。
茶色の部分がキーの軸。綿棒で押し下げてクリーニングします。

まずはアルコールと綿棒を用意して、キートップをはずして、キーボードの内部に侵入した汚れを取り除きました。キーボードの内部に入り込んだ異物を取り除くことで、キーの動作がスムーズになることが期待できます。

キートップもひとつひとつアルコールで汚れを拭き取ります。マニキュアが付着したものもありました。

しかし、キーボードの内部は非常にデリケートな部分であり、分解する際には注意が必要です。特に、キーボードの基盤部分を傷つけてしまうと、修理が難しくなるため、十分な注意を払います。

内部のクリーニングに使用した綿棒とキムワイプ。本当はもっと使ったのですが、すべての汚れを取ることができたので、まるで新品のようにキレイになりました。

オーバーホールが終了した後は、キートップを元に戻して、キーボードを動作させました。すると、キーがスムーズに動作するようになり、更にツルツルしたキーにもなってお客様に大変喜んでいただきました

キーボードの清掃には、普段から手入れを行うことが重要です。キーの上に食べ物をこぼしたり、ホコリや毛がたまったまま放置しておくと、キーが効きにくくなってしまう可能性があります。ですが、清掃作業は知識のない方が行うとキーボードの基板などを傷つけてしまうことがあります。

今回は手に馴染んだキーボードということで綺麗にクリーニングできて、お客様に大変喜ばれました。当社では、お客様の大切な機器を丁寧に扱い、最良の修理サービスを提供することを心がけておりますので、何かございましたらご遠慮なくご相談ください。

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