こんにちは、アビッツのチエです。
9月も末になり、朝晩が涼しくなってきましたね。スーパーには秋の食材が盛りだくさんで、そこからも秋を感じます。
そんな中、突然Excelファイルが上手く開かなくなってしまった!とお困りのお客様からご相談をいただきました。お客様が使っていらっしゃるのはMicrosoft Office 2013。お話を聞くと、その日の午前中は通常通り問題なく使えていたExcelが、お昼休憩後に使おうとしたらファイルを開けなくなってしまったというのです。お客様は使えないことがわかるまでの間、PCを再起動したり、手動でアップデートなど変わったことは何もしておらず、心当たりが無く急に開かなくなって困惑していらっしゃいました。
状態を確認すると、デスクトップやエクスプローラーからExcelファイルをダブルクリックで開こうとすると、Excelのソフトは立ち上がるのですが肝心のデータが読み込まれず…。ツールバーなどの枠組みは表示されるのですが、肝心なワークシート(表)があるべきところに何も表示されず、グレーの背景が表示されるだけ。しかし、まったくExcelが使えなくなったわけではないようです。Excelのソフトを最初に起動させ、それからメニューの「ファイルを開く」からファイルを選択すると、上手く開くことができました。
詳しく調べてみると、同様の現象が多数報告されているようでした。どうやら原因はMicrosoftが自動的に行っているOfficeのアップデートの影響のようです。今回、お客様ご自身ではアップデートなどの操作はしていないのですが、見えないところで自動的にOfficeがアップデートされていて、それが問題を引き起こしていたのですね。
現時点ではまだこの問題の修正対応はなされていないようで、修正アップデートが来るまではExcelファイルを直接開くのではなく「いったんExcelを起動してからファイルを開く」という手順でお使いいただかなくてはならないようでした。
OSやソフトのアップデートは動作や機能の改善、セキュリティの強化などのために必要なことではありますが、稀に今回のようなエラーが起きてしまうこともあります。しかし、このようなアップデートによるものではなく、他の要因で問題が起きている場合もあります。もしパソコンを使っていて、普段と違う、何か違和感を感じたら、お気軽にアビッツにご相談ください!
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